2020年11月2日

William Smith & Co 英国アンティーク プレート WedgEwood ?

 先日イラストプレートたちをブログでもご紹介させていただきました。

その中でウェッジウッドとご紹介していたプレートについて、訂正がございます。



デイジーレリーフのリムが素敵なプレート達です。



中央にはそれぞれの子供達が庭で遊ぶイラストがあります。
お色もカラフルでとっても可愛いイラストです。



前回のブログには裏の写真は載せていませんでした。



このスタンプには、パストタイムシリーズ、ウィリアムスミス&Coとプリントされています。



お皿の中央あたりには、再びウィリアム・スミス社の小さな刻印の下にWEDGEWOODの刻印が入っています。

これが今回の間違いの基。💦

ジョサイア・ウェッジウッドが創立したウェッジウッドに非常に近いですが、
ウェジウッドの刻印は WEDGWOOD
ウィリアムスミス社は WEDGEWOOD
とウィリアムスミス社の刻印にはGの後ろに余計にEが入っています。

ある方に教えていただき、知ることが出来ました。
それまで全くもってウェッジウッドと思い込んでいました。m(_ _)m

しかも、たまに検索やタグ探しの時にWedgwoodと一緒によくWedgewoodと出てくるので、「綴り間違える人多いんだな」くらいにしか思っていませんでした。😅

でもでもこんなに奥深い事が隠されていたんですね。

ウィリアムスミス社はイギリスのストックオンティーに1822-1855年の短い間しか存在しなかった窯です。

ウェッジウッドの刻印を使ったり、ストックオンティーではなく、当時の王室御用達の窯があったスタッフォードの文字も入れたり、クイーンズウェアと入れてみたりと、試行錯誤していた様子が分かります。

それはウィリアムスミス社だけではなく、そのような事をしていた窯は他にもいくつか存在していたようです。

ときには
WEDGE WOOD
WEDG-WOOD
WEDG.WOOD
WEDGWOOD&CO
VEDGWOOD

などの刻印が故意に使われていたようです。😂
ヴィクトリアンアルバート博物館にもウィリアムスミス社のプレートをウェッジウッドとして展示していた事があったそうですので、それだけ騙され易く作られていると言えるのでしょう。

こういう事がフランスの窯にはあまり見られないので(あるのかも知れませんが)、ウェッジウッドと言われて仕入れて、疑いもしませんでした。

イギリス陶器、まだまだですね、もっと勉強しないと!

それから、オンラインショップの更新時の事ですが、
次回の更新よりプレビュータイムを設けたいと思っています。
プレビュータイムを、というお声を頂いており、UPしていきなりご購入してもらうより、じっくりコンデションやお値段など気になるところを先に見ていただいたほうが親切ですよねと思いました。

皆さまに安心してご購入いただけるよう、がんばります!




イラストシリーズのお皿たち、いくつかオンラインショップで販売中です♪

180年ほど昔のデイジーレリーフが可愛い珍しいお皿です。


グルニエイデコのオンラインショップ

イギリス陶器

店長イデコ😊


次回更新準備中です♪

次回は日本で開催していたイベントをフランスよりお送りする予定です。

どうなることやら、お楽しみに!!!