2019年8月5日

2019 アルル写真フェスティバル、でも、ほぼアルルの街並み(笑)

アルルのインターナショナル写真フェスティバルにはよく行くのですが、今年はオフ(オフィシャルではなく)の方で相方も展示するというので、パスをいただき、いろんな写真展見歩いてきました。


エスパスヴァンゴッホも会場になっていて、写真展をいくつか開催していました。


アルルの街並みがとっても素敵で、きっと住むには不便なのだろうけど、家の前に植木置いたりして植物を欠かさずお世話している様子が多くのお家に見られました。

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お手入れしているのか、生やしっぱなしなのか?

カマルグも近いし、とにかく蚊は多そうです。







サントロフィーム教会の回廊。

写真フェスティバルのパスを購入すれば、ここも無料です。



シーンと静かな回廊。

中世の中に紛れ込んでしまった気分になります。





興味深い柱の彫刻たち。





この国はずっとキリスト教の国であってほしいなと思います。

ずっとこの文化を守ってほしい。






回廊を見下ろせる上の階に写真展がありました。
覚えていないのですが、特に興味がわかなかったからでしょうか、写真撮っていませんでした。(笑)





こちらはレピュブリック広場のメイン的な会場の写真たち。
どうも80年代の写真みたいです。
80年代に撮ったもの、80年代風に撮ってあるもの。



だと思うのですが、ビデオのコーナーでは、80年代の歌番組が放映されていたり、とってもダサイ、恥ずかしい時代の写真たちが見られて、それはそれで面白かったです。

ちょうどバブルの時代に重なってか、能天気な雰囲気でした。
今ではあり得ない、高校生なのにブランド服買って、髪は短くブロンドに。

今ではあり得ない、恥ずかしい時代です。
そんな私も今では普通のおばちゃん。




高校生の気になっていた男の子には、パンクだと言われショックだった事(笑)
(同級生も知らない話爆)


自由でわがままな子供時代でした。
ディスプレイの専門学校だったのですけど、卒業課題が今でも恥ずかしいほどに、アルミホイルやプラスチックを使ったキッチュな舞台装置的なもの。
写真が残っていなくて逆に良かったと思いますが、あんなで仕事も見つかったのだから、なんていい時代。
職業難なんて知りませーん♪な能天気さでした。

上の写真の展示の仕方が、雑過ぎて、そんな時代を思い出させました。
黒いごみ袋ですかね?と思うようなしわの寄ったバックに、カラフルなテープで写真が貼ってあります。
ああ、恥ずかしい。

でも、こんな安い素材感、適当感がとっても80年代。
懐かしくてしばし浸ってしまいました。







他の教会にも写真が展示してあります。




でもやっぱり気になるのは写真より教会の装飾。



ところどころに写真が飾ってありました。





足を延ばして、倉庫街だった会場へ。

今年は、変に気持ち悪い写真やグロテスクな裸写真が少ない。
というのが感想です。

もちろん相変わらず、戦争の写真、動物の死骸の写真、アジア人の裸写真、などは存在していました。
こういった類の写真は、興味本位なだけで、心から美しいとか感動するといったレベルではなく、毎年気分が悪くなっていました。
これはそれぞれの方の趣味によると思いますので、私が正しいわけではありません。

特に相方の友達なんかは、今年は去年より面白くないと、逆の意見。

私は今年の方がいいなぁと思っていたので、見る人それぞれなんだなぁと。





そして、写真の域を出たアート作品も見られ、嬉しかったです。

今までの保守的に同じタイプの興味本位写真が多かったのが
、コンテンポラリー写真も多く取り入れてたみたいで私には楽しかった♪




旨く撮れていませんが、上の写真は海を撮ったシリーズで好きでした。
実物のほうが断然いいんですけど。

気に入ったものは写真に撮っておきました。



照明を使った作品。
こういうのは新しいセレクトなんだろうな、と思いました。
とってもいい傾向です!



これも好きな写真。










お昼は2日共同じところへ。
狭いお店ですが、プチポーションと言って、少ない量にもしてくれるんです♪(ランチだけ)
上のはイカの鉄板焼きプロヴァンス風。

お皿の下のランチョンは、写真祭開催期間だけ使われる作品がプリントされた紙のランチョンなんですよ。


こちらは別の日に食べた鴨のマグレ。
やはりプチポーション。



https://www.restaurant-lagueuleduloup.fr/
お勧めです♪



これも写真作品を使ったランチョン。




 ゴッホが絵に描いたカフェも健在ですね。




いやいや、写真で見ていると分からないけど、とっても暑い日でした。



これも展示の一部。



今年はいい!





そして、お気に入りのエスパドリーユさんが、アヴィニョンからアルルに戻ってきて開いた新しいアトリエへ行ってきました。

型が可愛かったです。



生地から手作りで丁寧に作られるエスパドリーユ。
紐が付いてスニーカーみたいに調整可能なので、サイズが合わないという事が少ないと思います。




こちらにはエスパドリーユが飾ってないですけど、なぜなら、私が買いました爆

そして昔かったエスパドリーユで行くと、すごい勢いで喜んで「見てよ、見てよ!」って他のスタッフを呼んで感動してくれました。
そう、まだアルルにアトリエがあるときに買ったもの。
ボサボサになった生地のはしっこを切ってくれました。



上の方ででてきたランチョンマットの写真です。





古い写真で魅力的でした。




これも作品なんですよ。
壁に穴が開いていますが、壁に写真が貼ってあるのかと思います。





真っ黒ですがよく見ると教会の一部のようでした。



昔は壁を広告代わりに使っていたのでしょうね。

お肉屋さん。



楽しい雰囲気のカフェやオーガニックのお店などがありました。




またお肉屋さん、と思いきやギャラリーでした。
昔はお肉屋さんだったのでしょうね。
看板を残しているところが素敵です♪



高級ホテルの窓の隅っこで昼寝していたネコちゃん。




苦しそうだけど、心地いいのかな?

石がヒンヤリするから猛暑にはいいのかも。



そして相方の展示するギャラリー。
まだ設置前です。



エリック君。
そして不思議な豆マークの顔。爆




あはは

実はマルセイユでプリントを頼んでいるスタジオに日本人の社員さんがいて、こんな事包装紙に書いてくれてました。(笑)




設置も無事終わり。


 ヴェルニサージュ。
展覧会オープン時です。

とにかく暑いので、冷たい飲み物。
そして箱に入ったワインも冷やされ。。。
え、紙の箱ごと?

気にしないのが南仏風です。

見えているスイカはイデコが持参しました爆




平日だったにもかかわらず、多くの方がいらっしゃって、いいヴェルニサージュとなりました。



 冷やしていたワインの箱はやはり。。。

潰れていました。(;^ω^)

今まで観光案内でしか来たことなくて、自分で好きなところ周ったのはほぼ初めて。
ギャラリーの近所の方とも仲良くなり、アルルいいねと話しています。
夏に1か月くらいアパート借りるのもいいかもね、って話していました。

素敵なアルルでした~♪