2019年5月9日

5月の南仏 旅行や買い付けなど♪

なんだか、ロンドンから帰ってくると、寒くなっていた南仏。

5月11日にはサントグラースなる日があって、5月でも凍り付くように寒い日があると言われています。

が、それにしても寒い!


お天気は良いのですが、風も強くとーーーっても寒かったです。



またしても陶器が展示されている博物館。

いや、この模様が気になって。

ギリシャの小アジアからマルセイユへ来た人々が、根付いてから2600年がたったわけですが、その小アジア人文化の発掘された陶器が飾ってあった博物館です。
すべてお墓から出てきたもので、遺骨が入っていたようなんですけど、日本みたいに火葬だったのですね。




完璧な形では残っていませんが、この破片でも大変貴重な資料なんだと思います。

テラコッタに黒い釉薬なのか、当時はなんだったか分かりませんが、黒い表面です。

大分前にも扱ったことのある18世紀のお皿の柄に似ていたんですよ。




だだっ広い平原に放射線状の形をした畑。

昔は池みたいになっていた湿地帯だったのだそう。

カマルグからこの辺りは湿地帯が多いんです。






前にフランスのテレビで見て、来てみたかったところ。
自然保護区で、途中車では入れないところなのですが、ここ。
http://www.compagnons-de-maguelone.org/index.php/Accueil




葡萄畑。
海沿いにある葡萄畑も珍しいのでしょうね。






意外とモンペリエからも近く、おそらく夏は人でいっぱいなんだと思いますが、まだ5月だとそれほど混んでいませんでした。



 違う場所にあるワイナリーにも♪



奥の方に飾ってあった大きな油絵。

葡萄畑の風景ですね。



なんと近づくと、このように規則正しペインティングナイフ(おそらく)で連続して描かれたものになっていました。



ワイナリーにはチャペルもあり。



サントン人形も飾ってあって。
動くサントン人形もありました。(笑)



そして、試飲。

南仏のワインらしくどれも14度以上で強いワインでした。

本当はワイン買っていくだけのつもりだったのですが、お店の方が優しくてワインカーヴも見学していきますか?と言ってくれ、すべて説明してくれてなんだか博物館でも訪れたかのようでした。



買い付けって、タイトルにもありますので買い付けの事も少しは話さないとなんですけど、本当に業者様チェックがすごくて、あまり大したことは書けません。爆
いえ、業者さんだけじゃなくても南仏にお住いの方が勘違いして違う職業のはずなのに、アンティーク販売されていたりとか。

本当なんですよ、今はフランス人の業者さんにまですごいチェックされていて、何をどこで買った、とか、どこの市に行ったとか、値段お事とかも基準にされてしまうと困るので、いつか定年退職(することがあるか分かりませんが)したらお話します。


いろーんな、裏話とか、もう話ししたくてウズウズなんですけど。(笑)
本当面白いっすよ。(なんだその言い方は)
いえ、言えないことも沢山あるんですけどね。


今の日本でアンティークの価値が下がっていることに加え(というか私が下げてたらすみません)、どこでも誰でもアンティーク状態で、これで良いのだろうか、と思う反面、そのおかげでグルニエイデコにも反映されていますので、ありがたい事だなぁと思っています。

と葛藤が続く日々でございます。




リルシュルラソルグには普通に今も年に2回くらいは行きます。

ほぼ買うものないですけど、自分の楽しみの為に♪

本当素敵な場所ですよ♪





先日見つけたもののなかから。




アプトのオクトゴナルも仕入れましたので、近いうちにご紹介したいなと思っています。



ソルグのモッコウバラが綺麗でした💕