2022年4月10日

次回更新予定のお品ものたち♪ ヨーロッパから見た中国や日本の食器

なんと、前回のブログ更新から2ヶ月が経っておりました💦


2月の感謝祭セールでバタバタ、落ち着いたと思ったらプによるウクライナ侵略の影響で航空便がコロナ以降よりも更に減ってしまい、3月は家の片付けなどしながら少していました。

片付けと言っても、断捨離したり自分の好きな陶器類を倉庫にしまうため梱包したりと常にバタバタでした。

そろそろ仕事しないと、


ということで準備は終わっております。


次回更新予定のお品もの、少しづつご紹介、してまいります♪

今回も変わったところからいくつかお出しします。


ヨーロッパへの輸出用に作られた和製の食器や、中国や日本の食器に影響を受けたデルフトの器などをご用意しております。


20世紀初期のポーセリン窯による柿右衛門風の柄が集まった大皿です。
トレイとして使うものでしょうか。
お寿司など盛り付けたら絵になりそうな大皿です。

当時のパリの百貨店用に作られたもののようです。

花鳥文が美しいお品です。


ぷっくりエナメル彩や、金彩がところどころ施してあります。

可愛い鳥ですね♪
古いものですので、絵付けの剥がれや薄れの見られるところもありますが、

柄が一杯でさほど気が付かないかもしれません。




フチに1箇所チップがあります。




それから、オランダデルフトの大皿。

伝統的な柄のようですが、日本または中国の陶器が基になっているようです。

日本や中国の絵付けと違って、ダイナミックな絵付けです。

少し深さのついた。

また、裏側もどこかの窯のようにマークのようなものが描かれています。
17世紀のヨーロッパの窯は当時の中国陶器の真似をしていた様子が見て取れます。





こちらも変わったお品で、

ひょうたんの形をした壺です。


なのか、

水筒みたいなもの

だったのか不明ですが、現代では使いにくいだろうなと思わずにいられない、変わった容器です。


風に吹かれたような人物や


蝶々


建物のある風景


教会


チューリップ

などが描かれています。


口径には長い時間の経過でできたであろうカルキ(石灰)の蓄積でしょうか。


裏です。

厚くまっ白な釉薬が素敵です。


花瓶にどうだろうか、と思ってムリムリに挿してみたドライのあじさい。
茎がウネッたものだったらもっと絵になっていたかもしれませんが、ちょっと失敗💦

😂


小皿3点セット。
和物、正直言って全然わからないんです。店長
でも素敵な3点セットにしてみました。


ソースで有名なイギリスのウースター、そのウースター窯の小さなボウルです。
大きめのお猪口くらいといえばよいのでしょうか。

破損して貼り付けた形跡が残っています。


やはり、おおらかな絵付け。


内側にもガーランドの絵付けがあって素敵です。


竹梅虎文の小皿。
十角の素敵なデザインです。

年代分かりませんが、比較的最近のものですか?


虎の表情も見どころ。

昔小さいときにうちにこういう食器がたくさんあって、もちろん本物の柿右衛門でもなんでもない食器でしたが、もう見るのも嫌な状態になっていました。

伝統的な柄が20世紀まで引き継がれていたのでしょうね、きっと。
今見るととっても新鮮なイメージで面白いなって思います。


チップなどあります。


ヒビも。



緑釉貫入小皿。

美品です。
やっぱり最近のものでしょうか。


古いのはおそらく割れてしまっていたウースターのプチボルだけ、でも素敵な組み合わせです♪
違ったら教えて下さいねー!



ヨーロッパには、こうした重宝するはずの小皿がなくて、本当に困ります。


そして、青い小花のシュクリエ。
ソーシエール。


すっきりした白に青い手書きの柄が素敵です。


ヒビなど入っています。
金継ぎまたは他の用途としてもらってくださる方へ。




最後は、おそらくレプリカ?
とてもナイーヴな絵がプリントしてある、興味深いコンポティエです。


ずっしり重くて、不思議な器。

苦手であったであろう天使の絵。
ヨーロッパへの輸出用に中国で作られたものでしょう。


変わったものシリーズ、いかがでしたでしょうか。



断舎離したものの、スペースの空き具合がほとんど変わっていない、気がします。

逆に倉庫がいっぱいになってしまっていますが、どういうことでしょうか。


以上のお品ものたちはまもなくグルニエイデコのオンラインショップにお目見えいたします♪

詳細はプレビュータイム、更新後などにご覧ください🙏

冒頭でもちょっとお話ししましたが、今後も大幅な遅れがでてしまう場合があると思います。

通常通り届くものもあれば、長くて3ヶ月またはそれ以上かかってしまうことも頭に入れて置かなければならない状況です。

以上のことをご了承いただけるお客様のみ、ご利用いただけたら嬉しいと思っております。

無理にはフランスからのお買い物をおすすめできない状況ですので、どうぞ良くご検討されてみてください。


どうぞお楽しみに❣

店長イデコ😊

https://grenierideco.com