2021年7月20日

クリームウェア ファイアンスフィーヌ 小花の絵付け プレート

 次回更新予定のお品ものになります。

クリームウェアの小花が絵付けされたシェルリムプレートになります。

フランスではファイアンスフィーヌと呼ばれる類のプレートですが、イギリスのウェッジウッドのものと聞いています。

リムがロココ時代の装飾にもなった貝のようなレリーフになっています。

5枚ご用意しております。

#1

5枚とも使用感は出ており、美品と呼べるものはありません。
しかしながら、この雰囲気はなかなか出会えない可愛いお品です♪

詳細はプレビュータイムかUP後にご確認くださいませ🙏


#2


#3


#4


#5


小花柄が中央とリムに散りばめられ、リムの縁にグリーンで彩色がされています。



縁にチップや削げの見られるものがほとんどです。

アンティークとして、この状態で気に入ってくださる方へ。
なにしろ240年程前のものになると思います。

ウェッジウッドの刻印がない時代のものなのでしょう。
リーズ窯にも似たリムプレートが存在し、やはり1775年くらいのものになります。



この流れが、フランスのシャンティイやクレイユに上陸して、ファイアンスフィーヌと呼ばれるものになっています。

シャンティイのシェルリムプレートにもそっくりなのは、シャンティイ窯の監督者がイギリス人だったから。
その後の初期のクレイユにもイギリスのクリームウェアの影響が見られます。


このクネッた部分が貝をモチーフにしたロココ様式の名残のように見えます。
とっても控えめです。
確かシャンティイ窯のシェルリムプレートにはこれがあった気がします。

このくねりがないリムもありますね。


リムには可愛い小花の絵付けが見られます。


それぞれ違うお花です。



合計6箇所のお花がリム部分に描かれています。



状態などはプレビュータイムかUP後のオンラインショップで御覧ください🙏



アンティークとして気に入ってくださる方へ。


中央の絵付け。


18世紀の流行りはお花の絵付けだった訳ですが、発色が綺麗な複数のお色が見られます。
ポーセリンのお花の絵付けが基になっていそうです。
イギリスならチェルシー窯のポーセリンなどが基になっているのでしょうか?

とっても可愛い柄です♪





可愛いクリームウェアのプレートたち、次回の更新でお目にかかれます♪

どうぞお楽しみに!!!


グルニエイデコのオンラインショップ
店長イデコ😊