2023年7月24日

18−19世紀 シャンティイ窯 クリストフ・ポッター

※ コピペ禁止です。

使われる場合はご連絡ください。


 クリーム色のオクトゴナルプレート。

フチにはグリーンで色がつけられています。

1800年頃のシャンティイ窯のオクトゴナルプレートです。
白でも、アイボリーでも、オフホワイトでもなく、クリーム色に近いお色です。
この当時のシャンティイ窯の経営者はイギリス人のクリストフ・ポッターです。


今回は、最近ある方からいただいた情報も混ぜながらご説明したいと思います。
以下ほぼWikiからぼ抜粋です。

18世紀のシャンティイ窯と言えば、柿右衛門の柄を取り入れた食器や、青い矢車菊の絵付けのポーセリン製の食器が有名ですが、このようなファイアンス製の食器を取り入れたのがクリストフ・ポッターです。


フランスではテールドピープ、タバコ用のパイプに使われていた白っぽい粘土質に石灰や砂が混ぜられていたと言います。
そのテールドピープでクリームウェア(フランスではファイアンスフィーヌ)を広めました。

こちらのソーシエールは↑ リーズ窯の古いものです。
少しクリームがかったお色が特徴的な当時のクイーンズウェアですが、このクリーム色からクリームウェアと呼ばれています。

イギリス人経営者のクリストフ・ポッターはこのお色をフランスにも取り入れたのですね。
18世紀のリーズ窯の食器はややクリームがかっており、このオクトゴナルのシャンティイ窯のお色に近いです。

引き続きWikiより
1786年 パリに移住 フランス版のウェッジウッド”プリンス・オブ・ウェールズ”工場をパリに設立

1792年 シャンティイ窯買収
ポーセリンではなくファイアンス製の製品を生産するのが目的

1796年 モントロー買収

1797年 フォルジュ・レ・ゾー買収
クリストフ・ポッターに援助金を受けシャンティイ、モントローで一緒に働いていたジョルジュ・ウッドが管理する事になる。
WOODと刻印が入ったものは、イギリス製ではなくフォルジュ・デ・ゾーのものだという事が今回よくわかりました。

なんとなくまた、謎が溶けてきましたが、このクリームウェアっぽいテールドピープ製のファイアンスフィーヌがシャンティイ、クレイユやモントロー(モントローでは見たことがないかもしれません🙏)、フォルジュレゾーで見られるのは同じ経営者クリストフポッターの影響なのでしょう。


こちらは、おそらくフォルジュレゾー窯と言われた野生のパンジーが描かれたプレートです。
フォルジュレゾーというと、キュノワールとかテラコッタに不透明釉薬が使われたぽってり陶器が有名ですが、クリストフポッターの手にかかれば、繊細なファイアンスフィーヌに変わります。
ここは少し私の想像が入っていますが、分かる方には分かるのではないかと思います。


シャンティイ窯のものに比べると少し白っぽいですが、やはりクリームがかったお色。

そしてフチにグリーンの彩色。

グリーンのラインは18世紀のイギリスのリーズ窯の伝統的な食器にも見られます。


↑こちらは、シャンティイ窯のプレート。


↑こちらはウェッジウッドのプレートです。


↑ こちらはおそらく19世紀のリーズ窯。

18世紀のクリーム色のリーズウェアとは違い、透明釉薬に少し青みが入っており、すっきりした白です。

グリーンも濃く黄みがかった緑ではありません。



↑こちらもおそらく19世紀のリーズ窯の器。


余談ですが、18世紀のシャンティイ窯はポーセリン製の食器中心で生産していましたがファイアンス製の食器も生産していました。ファイアンス製の食器は極めてポントシューの食器に似ています。

資料:Victoria & Albert Museum

↑ 長いことポントシューだと思われていたこの蓋付きポ・ア・クレーム。

ポントシューだとしていた方ご自身が研究の結果、2004年にシャンティイ窯から同じ型が見つかったとの事で、おそらくシャンティイ窯のものだと変更されています。

確かに蓋のお花のつまみはポーセリン製のポアクレームにも見られます。

ポントシュー窯を見本として沢山のマニュファクチュール窯が似たようなファイアンスフィーヌの食器を生産しています。

何度も言いますが、本当のポントシュー窯のお品はほとんど見つかりません。

多くは、ロレーヌ地方(リュネビル、ランベルヴィレー、サンクレモン、モワヤン、他)、ソー窯、セットフォーンテーヌ窯、ボッホ・ルクセンブルグ窯、他ヨーロッパ中の王室御用達で似たような食器が作られたものです。

フランス人からポントシューと言われても素直に信じないでください。

フランスの鑑定士も、歴史学者も間違えるほどですから、ほとんど他の窯と思っていたら間違いが少ないと思います。


話がそれましたが、


クリストフポッター氏時代のまとめです。

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Christophe POTTER (1750−1817)

1786年−1815年の間、フランス製の陶器に大きな変化をもたらした人物です。

フランス革命後にほとんどのマニュファクチュール窯が閉鎖してしまうと、シャンティイ窯は1792年にイギリス人政治家のクリストフ・ポッターに買い取られます。

クリストフポッターはシャンティイだけではなく、モントロー、フォルジュレゾーや他の窯にも関わり、独自のイギリス風ファイアンスフィーヌを生産します。

それまでフランスには存在しなかった技術を使い、それまでの赤土に白い釉薬ではなく、白っぽい素地に透明釉役を使ったファイアンスフィーヌが生産されました。

また、ファイアンス上にプリントする技術も長いことかけて特許を取り、フランスのファイアンス製食器が工業化するのもこの方のおかげだったことでしょう。

特にMにauと入った刻印”Mau”はクリストフポッター時代の刻印のようですよ。

クリストフポッター時代の刻印はこれだけに限りませんが。


最期はイギリスへ戻り、1817に亡くなりました。

モントローもクレイユも経営者は替わり、その後合併し、形は変われど1955年まで続く事になります。

シャンティイやモントローだけではなく、フランスのファイアンス製食器に大きな影響を与えた人物です。


追記:Wikiやインターネットで見た情報ですので、間違いがあるかもしれません。

私のフランス語力ではここまでが限界です。

このブログを書く気にしてくださった、情報をくださった方には大変感謝しております🙏

ありがとうございました。


間違えていること、疑問などありましたらお気軽にご連絡ください。



☆ モントローオクトゴナルの刻印については、こちらをご覧ください♪

2023年7月18日

MONTEREAU OCTOGONAL モントロー オクトゴナルの年代について

 MONTEREAU OCTOGONAL モントロー オクトゴナルの年代について 

自分なりに調べた内容です。

ブログの「ページ」に保存しておきますので、いつでもご覧ください。

ページ内にも書いていますが、無断転写、一部の文章替えて使用する事は禁止事項です。

勝手に使われた場合は、ご請求が行く場合がございますのでご注意ください。


また、ご意見などもお受けしておりますので、お気軽にご連絡ください。




https://grenieridecobrocante.blogspot.com/p/montereau-octogonal.html

2023年6月26日

白とブルーのトランスファー柄 ピシェやプレート♪

南仏は6月なのに、真夏の暑さですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

そんな夏には爽やかな白とブルーで目の保養をされてください♪ 

ピシェは私も好きな取っ手が鳥の頭のような装飾のもの中心に♪

エミールテシエのピシェもございます。
エミールテシエの作品は、釉薬に削げが見られるものが多いのですが、今回は大変きれいな状態です。
お見逃しなく♪

状態はUP後のオンラインショップをご覧くださいませ。


大きさも、マグカップの比較で分かりますでしょうか。


お花など飾りやすい大きさです。
エミールテシエのお品は置いておくだけでも美しいオブジェになります。


白いピシェは19世紀の終わり頃にいろんな窯で作られています。
このフォルムのピシェは、クレイユエモントロー、サルグミンヌ、ショワジールロワ、グリニー、サンタマン、ジアンなど他にもあると思いますが、本当にいろんな窯で作られていました。
扱いやすい大きさと素敵なフォルムが人気だったのでしょう。


その中でもサンタマンのピシェは珍しい方だと思います。


サンタマンはいくつも工場を増設していったから、いろんな名前が付いています。
今回のサンタマンはサンタマン・アマージュ・ノールです。



こちらも大変めずらしい、グリニー窯のピシェ。
すっきりした白地にブルーのお花の柄が素敵なお品です。

特にこのピシェで好きな部分は、白鳥のような鳥の顔がくっきりしているところ♪



爽やかですね♪


濃いブルーが素敵なサルグミンヌのジャルディニエールシリーズのピシェ。

詳細はUP後のオンラインショップをご覧ください♪




サルグミンヌのコペンハーゲンシリーズのデザート皿。
リムに近づくとレリーフが施されているの、とっても素敵です。
気軽に使えて、なぜか飽きが来ないタイプです。


ボルドー窯のブルーのボタニカル柄プレートも3枚。
状態はオンラインショップで🙏


白とブルーで爽やかなカンペール焼きのオーバルの大皿。


製造時の不具合は普通に見られますが、綺麗な状態です。




中央に描かれたフルールドリスはフランス王国のシンボルでもあり、ブルターニュのシンボルでもあります。
カンペールなので、ブルターニュのシンボルとして描かれているのだと思います。




以上気になるお品ものはありましたでしょうか。

詳細はUP後のオンラインショップでご覧くださいませ🙏


※ 今までも一部刻印などの写真には付けていましたが、今後ほぼ全部の写真に@grenieridecoの文字が入ります。
透明な文字ですが、多少写真が見ずらいことがあると思います。
詐欺サイトが増えてきており、うちの写真も勝手に使われているのを見てしまったりしていますので、犯罪防止の為ご了承ください。
偽サイトにはくれぐれもご注意を!!!

引き続き。。。

露におるウクライナ侵略などの影響でお荷物の到着が遅くなってしまう場合があるかもしれません。

フランスから発送して商品が到着するまでに1ヶ月、またはそれ以上かかってしまう場合も出てくるかもしれません。

そうでなければ、お支払い完了後、早くて2週間程でお受取りいただけると思います。

お急ぎの方はパスされてください🙏

それでも構わないとおっしゃっていただける方に、お買い上げいただければと思います。m(_ _)m

よろしくお願いいたします😊


グルニエイデコのオンラインショップ

https://grenierideco.com

店長イデコ😊

次回更新予定のファイアンスフィーヌたち♪

 次回の更新でも白いファイアンスフィーヌ、ご用意しています♪

状態は良いものもあれば、いまいちなものもありますので、UP後のオンラインショップでご確認ください🙏

オクトゴナルのプレートたちはこちらでご紹介しています↓

https://antiquegalerieideco.blogspot.com/2023/06/FaienceF.html


まずは、ユラユラしたシェルタイプのレリーフリムが素敵なワイルドパンジーの絵付け皿から。
2枚ご用意あります。
かなり昔にご紹介したことがあるものと同じお皿です。
窯は依然として不明ですが、イギリスのクリームウェアの影響を受けていたフォルジュレゾー窯とかドゥエ窯になるかもしれません。


シミは見られますが、おそらく1800年頃のものですので、状態が良い方だと言えると思います。

パンジーの原種、小さなワイルドパンジーが描かれています。
(以前に教えてくださった方には感謝しております💝)


2枚目。

可愛いですね♪
中央に一輪、なんてセンスのある絵付けでしょうか。
リムの形、グリーンのフチのラインもイギリスのクリームウェアの影響が見えるところです。


そして、グリーンの縁取り続きで、イギリスクリームウェアのレリースリムオーバル皿。
大きくありません♪

送ってもらったものだったのですが、、、
2枚のうち1枚に破損がありました💦

どうにか、陶器用の瞬間接着剤で接着してはあります。
でも私の手で接着したので、完璧ではありません。すみませんm(__)m💦
ホームセンターなどに売っている瞬間接着剤にはエポキシ樹脂が入っていますので、食用に使われる場合は、剥がし液で綺麗に剥がしてから金継ぎされるか、お直し専門の方にご相談されてください。

この接着剤、脚元などの外側には便利です。

裏の様子。
自分の中では綺麗に接着できたほう😅
かな💦
一度きれいにはまらなくなった18世紀のお皿があり、そのお皿は今でも放置中です💦
こういうのは、一度で上手に接着しないと難しいのだなと思います。


スタンドタイプのお皿。
プレゼンテーションにも絵になる美しいお皿です。


2枚目。
薄めのグリーンが上品なプレートです。


リム内側のレリーフがまた素敵でしょ?


表面中央に見える点は窯キズ。

かなり状態のよろしいものになります。


窯は不明です。
刻印が入る前のウェッジウッドのような気はしますが。

美しいプレートです。

刻印がないのですが、もう見たらおわかりの方も多いはず。

サルグミンヌの花リムコンポティエです。


アイボリー色が素敵なお品です。
状態も大変良いです。


同じく、サルグミンヌの刻印は入っていませんが、ご存じの方なら分かるサルグミンヌのオクトゴナルカップ。
モカカップと言ったら良いでしょうか。
エスプレッソ用ほど小さくありませんが、マグカップよりは小さいです。


比較写真。


脚裏にチップがありますが、かなり状態のよろしいお品です。


次は左に見えているクレイユエモントローのカップ。
これはエスプレッソ用のデミタスカップですね。

脚にシミがありますが、こちらも状態はかなり良い方です。

刻印は1920−1950年の間のモントロー単独で半月の刻印。
クレイユエモントローのオクトゴナルは1800−1830年頃が最初で合併前の刻印にはCreilかMontereauのそえれぞれの名前が入っています。
その後1920−1930年頃のアールデコ時代に復活して人気がでたものです。
リバイバルですね。

この20世紀(1920−30年頃)のクレイユエモントローを19世紀、1800年代、酷い方は18世紀まで言って販売されている方がいるようです。
自分でも発見すること多々あり、他の方から聞いたりもしています。

また詳しくブログで書きますが、今のところ、まずは仕事ということで😅💦
お金稼がないと、日本の一時帰国でかなり貯金使ってしまいましたので。本音

お時間いただきます。


その他、ショワジールロワの小さなお皿。
デザート皿より用いさいパン皿程のパニエレリーフが素敵なお皿です。
2枚ご用意してあります。



ウェッジウッドのクリームウェアプレート。
ガーランドレリーフの花リム皿。
メイン用です。

今回もご紹介ができるクレイユエモントローのデザートプレート。
アンティークとして大変綺麗なものです。



そしてカイファの白いレリーフのお皿も♪




以上気になるお品ものはありましたでしょうか。

詳細はUP後のオンラインショップでご覧くださいませ🙏


※ 今までも一部刻印などの写真には付けていましたが、今後ほぼ全部の写真に@grenieridecoの文字が入ります。
透明な文字ですが、多少写真が見ずらいことがあると思います。
詐欺サイトが増えており、うちの写真も勝手に使われているのを見てしまったりしていますので、犯罪防止の為ご了承ください。
偽サイトにはくれぐれもご注意を!!!

引き続き。。。

露におるウクライナ侵略などの影響でお荷物の到着が遅くなってしまう場合があるかもしれません。

フランスから発送して商品が到着するまでに1ヶ月、またはそれ以上かかってしまう場合も出てくるかもしれません。

そうでなければ、お支払い完了後、早くて2週間程でお受取りいただけると思います。

お急ぎの方はパスされてください🙏

それでも構わないとおっしゃっていただける方に、お買い上げいただければと思います。m(_ _)m

よろしくお願いいたします😊


グルニエイデコのオンラインショップ

https://grenierideco.com

店長イデコ😊