2019年2月4日

イギリスヴィンテージ クリームウェア 陶器製 パニエ バスケット

繊細なカットワークのパニエ陶器のご紹介です。



蓋とソーサー (受け皿)付きです。

年代は比較的新しく1980-2000年頃のものではないかと思いますが、とは言え、クリームウェアの伝統を忠実に守って作られていたお品です。
工業製品としてではなく丁寧に作られた価値のある貴重なものです。



18世紀のリーズ窯が基になっています。
本物のアンティークならイギリスのサイトでは約1200ドル。
日本円なら132000円と言ったところでしょうか。

でも、ヴィンテージ品の比較的新しいものであれば、手に入る金額です。
比較的新しい、と言ってもこの窯自体は同じくイギリスの古くから存在する窯Denby社に買い取られているようで、リーズ窯の伝的なクリームウェアの生産はかなり前に終わってしまったようです。

ヴィンテージの名の通り、これから何十年もすれば、これも貴重になるお品だと思います。

美術の世界でいえば、、15・16世紀のルネサンス様式が流行り廃れた後、19世紀にネオルネサンス様式として流行ったように、流行がリバイバルされることは大昔からある事なのですね。

このネオクリームウェア(勝手に名付けてます)も、リバイバル、だけど何十年もすれば神髄のクリームウェアと肩を張るくらいのお値段になるかもしれません。
特にこのように複雑な手作り品ですと。




まずは4面ご覧ください。


そう、ギャルリーイデコ風なご紹介にはなりますが、ヴィンテージというだけで、ギャルリーの方でではご案内できない、しかし他のものとはやはり分けてご紹介したい、と思っておりました。

他のクリームウェアは後日ご紹介いたします♪




取っ手のある面。




後ろ面。




反対側の取っ手のある面。





上から見たところ。




蓋の持ち手の詳細です。

なんのお花が咲くのでしょうか。
くねった茎と可愛い蕾、葉っぱのレリーフも詳細に表現されています。



ヒビやカケ、修理跡は見られずきちんと付いています。



蓋のつまみのアップを後ろ側から見たところです。




蓋の裏側。





本体の内側。




ツヤツヤです♪





貫入は広範囲に見られます。

もともと栗や胡桃などの木の実を入れておくための器だったようで、あまり動かす機会のない器で会ったことは確かです。

そのおかげで、貫入はありますがかなり美品、ほぼ完品の状態です。




ここに、手作りならではの個所が見られますが、カットワーク部分は手でカットしていたと見えたまにずれていたりします。
それでもかなり器用に全部カットしてくださったのでしょうね。
気が遠くなる作業です。

イギリス人の職人さんがどれくらいの時間かけて作ったのかと思うと、頭が下がります。





透かしが素敵ですね♪




両サイドの取っ手の根元にお花の飾りが付いています。
これも古くからのモチーフ、素敵です。

ちょっと接着部分にムラが見られますね。







クネクネがまた素敵です♪






元の器は生地を型に入れて作られています。
裏側に型に流し込んだような跡が見られます。




または釉薬のムラ


釉薬の厚みの付いた部分に貫入。





受け皿はこのままお皿として単品でも使っていただけます。

オーバル型の素敵なプレートです。











すみません、本当にきれいな状態であまり特記することがなくて。。。(笑)





小さな素地ムラです。

なんだかわざわざ見つけたみたいになってしまっていますが、本当にきれいなんです。




貫入が一部に見られます。




多少の素地ムラなど。






裏を見れば手で丁寧にカットされた跡。



全面カットワークの貴重で珍しいお品です。







リンゴなど、入れてみましたが、作りが繊細で軽めの為、重たいものには合わないと思います。
本来の目的通り木の実などがあっていそうです。

でも、このままでとーーーっても美しいインテリアになりますので、もちろん眺めて楽しむだけでも気持ちが踊ります♪



長く大切にしてくださる方へ♪




美しい陶器製のパニエです。

以上のお品ものは2月3週目のグルニエイデコのオンラインショップでご紹介いたします。
お楽しみに!



店長 イデコ(*^^*)
http://ideco.ocnk.net/

2019年2月1日

ボルドー窯 Jules Vieillard 白いスーピエール

 イデコ店長も大好きなボルドー窯のスーピエール。

今までいくつご紹介できたでしょうか。

この度もご紹介できて嬉しい次第でございます。



ギャルリー風に。
オンラインショップではお見せしきれない数の写真となっており、こちらで出来るだけ説明させていただきます。



何と言っても蓋の持ち手と本体の取っ手のボタニカル風のレリーフが美しい事。

側面にもおうとつがあり、美しいフォルムのスーピエールです。





全体像を4面ご覧ください。







ところどころの詳細はこの後にでてきます。







蓋の一部に表面が擦れた丸い跡があります。




スレ部分のアップです。
削れたというより削ってあるみたいですね。
何があったのでしょうか。

気になる方は、ホーロー補修材なるものがホームセンターなどで売っているようですので、上から塗ってはみ出た部分を紙ヤスリで削るという手もあります。
お色が違う白なら色調整も自分でできるみたいです。

ただし、中に毒性のある成分があるらしく食器としてお使いの場合は避けた方がよろしいと思います。
またご自身で修理されます場合には補修材を素手で触りませんよう、また換気しながら気を付けて補修されてください。

食器でも外側の脚とか、口に触れない部分なら良いのかと思いますが、ご購入された店舗または販売元に確認されることをお勧めいたします。

とは言え、アンティークの食器自体が今の食器の規定には合っていないものが多いと思います。
日常使いでなければ問題ないと思いますが。。。

長くなってしまいましたが、修理はせずこの状態で気に入ってくださる方にお勧めです♪

最後の方の写真もご覧くださいね♪




蓋のつまみもきちんとくっついていますね。




裏を見ると、製造時にできた亀裂や




カケなどが見られます。

でも表からは見えにくい場所です。
カケさん、表ではなく裏にできてくれたありがとう💕



蓋のフチに製造時にできたムラ。




蓋の内側。
ツヤツヤです。

そうなんです、ボルドー窯のスーピエールにしては綺麗なんですよ。



蓋のフチにキズ。

とか言っていますけど、アンティークなら本当に大したこのの無い程度です。





蓋の裏の中央に空気穴、とその隣に製造時にできたキズ。





内側、ツヤツヤです。




きれいですねーーー!
これは使いたくなりますよね。

パーティーなどの際に使って見せびらかしてください。(笑)




少ししか使われなかったのでしょうね。

そして大切に飾られていたのではないでしょうか。

これだけ素敵なスーピエール、仕舞っておくのはもったいないですものね。
私だったら、ブッフブルギニョンとかお肉の煮込み料理を入れて、テーブルでお客様(というか友達ですが)に、取り分けてあげたり、付け合わせの野菜を入れておいて、好きなように取ってもらうのもいいと思います。

でも、うちの場合お肉の煮込料理は私ではなく相方が担当です。爆

なので作ってもいないのに、きれいなスーピエールに盛り付けだけするという図々しい事もなかなかできず。(^^;)
えへ。



内側のシミ。





素地ムラが一部。





本体の取っ手の詳細です。





裏から見るとカケが1か所あります。
ただ、一つ前の写真で分かる通り裏返さないとこれまた見えにくい場所です。





横から見てもちょっと分かりにくいですね。





もう一方の取っ手は、上の方に製造時にできた亀裂が
少し見られます。








ですが、横はしっかり付いているのと、厚さがありますので強化には問題がないと思います。



裏にはカケもなく。




ほんの少し小さなシミとスレ。

分かりにくくてすみません。





本体の側面に釉薬の削げとシミ。

アンティークらしい一面です。





フチにキズとシミ。





取っ手の横にシミ。





黒い点。

先ほどお伝えしたシミの横にあります。




裏。





脚にシミ。




美しいレリーフとフォルムの素敵なお品です♪









こちら側から見ると蓋にスレ、本体の側面にキズとシミが見られます。




こちら側はきれいな側面です。



う~ん、美しい💕

グルニエイデコを始めた当初からご紹介してきましたが、8年経った今でも飽きずに見るたびに「やっぱり美しい」と思うボルドーのスーピエールです。





こちらのお品ものは2月中頃にグルニエイデコのオンラインショップでお目にかかれます♪
もう少々お待ちくださいませ。



グルニエイデコ オンラインショップ
http://ideco.ocnk.net/